
私は、機械を作る機械「マザーマシン」と呼ばれる工作機械の設計をしています。機械の標準仕様を基にお客様の要望を満たす仕様の機械にするには、その部品をどの様に変更すればよいか、また、どんな部品を追加したらいいのかを検討し設計します。設計といってもただ図面を描いているだけでなく、お客様や部品メーカーとの打ち合わせ、見積り、取扱説明書の作成など製図以外の業務も多くあります。
機械設計という仕事は、頭の中の構造を図面に描き、それが実際に形となり組み立てられ、動くのを見ることが一番のやりがいだと思います。イメージを形にするのは難しく、失敗する事もあります。でもその失敗を踏まえて自分の描いたものが出来上がった時は、やはり嬉しさがこみ上げてきます。
機械が完成した後、お客様の立会いの下、切削試験や外観検査などが行われます。機械によってその期間は異なり、その時は2日間行われ1日目に新たな要望が出されました。急いで資料を作成し、2日目の検査でお客様に納得いただき検査を終えることが出来ました。その後、営業担当者から電話で
「お客様すごく感謝してたよ。ありがとうって伝えてって言われたよ」
それを聞いたときは嬉しくて思わず涙がこぼれそうになりました。
機械は設計者だけでは作る事はできません、材料を加工する人、組み立てる人が必ず必要です。部品の加工方法や組立手順を学び、考えて、彼らの負担を軽減できる設計を心掛けていきたいです。
大学では材料系の研究をしていましたが、何か自分のやりたい事とは違う感じがして大学院に進学するか就職するか迷っていました。なぜ工業系の道に進んだのか考えた時、自分の手で何か作れたことが嬉しかったことを思い出しました。すぐに就職に進路を決め、数ある就職先の中からこれを自分が作ったんだと実感できそうなオーエム製作所に決めました。
入社して1年は先輩の下につき仕事のやり方を学ぶことになります。いきなり仕事を任されるような事はありません。失敗しても上司や先輩方がフォローしてくれます。私も幾度となくお世話になり、おかげで失敗しても立ち上がることが出来、成長できました。
工業系の会社が多い地域で高専や大学も近くにある為、講習会も多く開催され会社からも参加させてもらえるので勉強する機会は多くあります。会社に入ってみると学校で習っても理解できなかった事がすんなり理解できる事もあります。だから知識量は大したハンデになりません。
仕事への責任感と学ぶ意志があればオーエム製作所は自分を成長させる機会にあふれています。