
苦労して作ったプログラムが、自分が思い描いていた通りの動作をしたときの喜び
鎌田慶子 平成14年(2002)入社
工学部
電子工学科 卒
自動機事業部
設計部電気設計課(宍道工場)
現在の仕事は、主にカートナーの電気設計を担当をしています。電気部品の手配、電気配線図・シーケンスプログラムの作成、機械の調整が主な業務内容です。まだまだ下っ端なので、複雑な機械を腰を落着けて担当することは少ないのですが、広く浅く多くの機械に関わっています。
一番やりがいを感じるときは、自分の作ったプログラムで、思い描いていた通りの動作をしたときです。パソコンひとつで制御を変更できることは、電気設計の特権だと思っています。また、担当した機械で包装されたお菓子等を店頭で見つけたときです。苦労した機械ほど嬉しくなります。コンビニにはオーエムの機械で箱詰めされたお菓子が本当にたくさんあるのです。
一番印象に残っているのは、初めての出張のことです。部品を持って納入先へ行き、交換作業をしました。初めての出張、しかも一人で、初めての飛行機、しかも天候が悪く…。到着するとまず、女性であることを驚かれ、作業するのかと聞かれたことが印象に残っています。用意されていたつなぎの服は男性用Lサイズで、歩きづらかったこともよく覚えています。交換が終わり、待ってましたとばかりに生産が再開されたとき、緊張の連続だった出張の中で、心からほっとしました。
仕事と育児の両立が今の課題です。最近育児休業から復職したばかりで、子どもも小さく、なかなか出張には行くことが出来ません。電気設計は出張に数多く行くことが成長への近道だと言われます。一人前の設計者になるのに10年かかるそうです。今は少し遠回りをしているようですが、一人前の設計者に、一人前の母親になりたいと思っています。
就職活動をするまで「オーエム」の名前は知りませんでした。就職担当の教授に「SEになりたいか、設計をやりたいか」と問われたとき、「『ものづくり』がやりたい」と思いました。そのように伝えた後、紹介された会社の中にオーエム製作所があったのです。オーエムが作っている自動包装機械と工作機械に興味があり、どちらに配属されても面白そうだと思いました。
プログラムを作っていると、行き詰って先に進まなくなることがあります。ただ動くだけの機械ではなく、安全で使いやすく、分かりやすいプログラムを…と考えれば考えるほど出口が見えなくなるのです。そんなときは、一歩下がって、客観的に、違う目線で考え直したり、ひとまず置いて違う仕事をしていたりすると、ふと答えが見つかったりします。そういう「切り替え」が必要なときが、(設計の仕事に限らず)あると思いますよ。